囲碁将棋について。
自分の勘違いでなければ、街をドライブしている時に、碁会所はそれなりにたくさん見かけるのですが、
将棋道場的な場所はほとんど見たことがありません。
囲碁より将棋の人口の方が多いのに不思議な感じがします。
この差に何か理由があるのでしょうか?
将棋は、弱い人を含めた競技人口が多いので、相手が身近に見つかりやすいし、たとえ挌下相手でも先生的な立場を楽しむことができるので、将棋クラブにいく必要はなく、どこでも楽しめる。
しかし、囲碁は強い人は多いが弱い人はいても打たないので、強い人は、弱い人を含めて身近に相手がいないので、碁会所のようなものが必要である。
また、将棋は、所要時間の短さや道具の簡便さから、公園などの野外の環境でも容易に遊べるが、囲碁はそれが難しいので、どうしても碁会所だけが頼りになりがち。
ということで、将棋クラブは少なく、碁会所が多いというわけ。
私もずっとそう思っている、愛知県民です。
どれだけ調べても、車で片道1時間以内の場所には、囲碁をやれる場所しかありませんでした。
仕方がないので、将棋を指したい息子は、名古屋の某道場に毎週通っております。
今はもう、近所に道場があったとしても、指すのに適した相手がなかなか居ないと思います。
一般に碁会所は、アパートやマンションなどの集合住宅の一角に引退した老人が商売度外視で同好の士の溜まり場として開業し、一般のお客さんも来ればよいなあという感じです。だから繁華街でなくても何でも良いのです。近隣住民に看板が見えれば。全部が全部、そういうわけでもないけど、これがドライブ中に碁会所をたくさん見かける理由です。
これに対し、将棋道場は都会の繁華街で、裏通りに面した雑居ビルの3,4階や地階で開業することがほとんどです。車が頻繁に通る表通りでは騒音が気になって将棋に集中できないし、どうせドライバーがふらっと客になってくれるわけでもない。車はほとんど通ることがないが、人通りはそこそこあるといったロケーションで開業するほうが好都合なのです。繁華街では将棋道場以外にもけばけばしい看板が林立していますから、流しの運転手にはなかなか将棋道場の看板は目に入らないでしょう。
うーん、そうですか。
私は基本的に将棋しかやらないので碁会所のことはよくわからないのですが、(大阪在住の)私が過去に行ったことがある将棋道場を思い起こすと・・・
関西将棋会館・・・普通に車道に面してます。
十三棋道館道場・・・商店街の中なので車では入れません。
梅田将棋クラブ・・・一応車でも入れる道ですが、ビルの4階だったので、車からは視界に入らないかも。
通天閣将棋クラブ・・・通天閣の地下w
こんな感じです。確かにドライブがてらでは目に入らないかも、ですね。ちなみに梅田と通天閣はもうなくなってしまいました。寂しい限りです。
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