2012年4月28日土曜日

昔の一般人はスポーツは何かしていたのでしょうか?武士は剣術や槍術もやってたと...

昔の一般人はスポーツは何かしていたのでしょうか?武士は剣術や槍術もやってたと思いますし、球技としては蹴鞠もあったようですが、町人はどうだったのでしょう?

時代劇を見ても余りスポーツをやってる場面を見ないのですが、ランニングとか水泳とかはどうだったのでしょう?







【スポーツ】

楽しみを求めたり、勝敗を競ったりする目的で行われる身体運動の総称。陸上競技・水上競技・球技・格闘技などの競技スポーツのほか、レクリエーションとして行われるものも含む。



この定義に基づくと、「競技スポーツ」というものはないでしょうね。

「毬杖(ぎちょう)」といってグラスホッケーに似た遊びが中世にありましたが主に子供が行ったものです。

「人力」が主なエネルギー源の時代、無駄にエネルギーを消耗することはなかったのでは?



例外として、江戸時代中ごろ以降、町人の間でも「剣術道場」に通う流行がありました。竹刀が発明されて「痛くなくなった」のが大きかったようです。



現代の「チェス」のようにレクリエーション的なものをスポーツに含むと、広く親しまれた「囲碁」「将棋」、中世に遊ばれた「双六」(現代のものと違いバックギャモンに似た遊戯)、さらに各種の「博打」をスポーツに入れてもいいでしょう。



江戸時代によく開催されていた「大食い大会」も現代アメリカでは立派なスポーツのようです。








スポーツなんて概念自体がなかったのですからありません。

武士の乗馬、剣術、槍術、弓術、水泳などはスポーツなぞではなく、鍛錬です。

自衛官の射撃訓練、格闘訓練などと同じです。職務上必要だっただけです。







わざわざスポーツしなけりゃならないほど運動不足にはなりませんから

特にやってはいなかったと思いますよ。



何の仕事をするにしても機械がほとんどありませんから重労働

でしたし。







武士では無く庶民であるならば

まず、生活に必要な場合を除き(漁師や飛脚)

水泳と、走るという事は出来なかったと思います。

火事や、天災を描いた古い絵では、逃げ惑う庶民は

両手を挙げて 早足で歩く様に描かれていますからね。



これは推定ですが、相撲は庶民の間でも行っていたと思います。







宮中で行われていた蹴鞠などは、優美なお遊びに見えますがスポーツの一種と見ることもできるのではないでしょうか。

また、逆に、凄まじいものでは、薩摩武士が行っていたという「ひえもんとり」

死刑に相当する罪人を目標まで走らせ、たどり着いたら無罪放免。合図と共に二手に分かれた薩摩武士の騎馬隊がその罪人の肝を争奪しあうという凄まじいもので、罪人の体は武士の刀や槍に突かれてズタボロ、、、、、、







農業は重労働ですし、商人や職人も品物は手で運んでたりしたので、あえてスポーツいう形で体を動かしたとは思いません。でも、水泳はサバイバルとしてやったと思います。

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